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フリーターにとって「自由」とは何かとアルバイト情報

フリーターにとって「自由」とは何かと

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フリーターにとって「自由」とは何かはアルバイトや日本で正社員を目指す人にとって有益な本ですね。

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も参考にしてみてください。

フリーターにとって「自由」とは何かを読んだ人の感想は、


「生きる価値がない」と思い込まされている人々のエールの本
  

 この本の特徴を一言で言えば、フリーター自身の筆による「フリーター階層の権利宣言」ということになろうか。著者は、1975年生まれというから団塊Jrそのものだ。大学院を修了しているので、一般的にイメージされる「フリーター」とはちょっと立場が異なるかも知れない。だが、魂はまぎれもなく「フリーター」だ。



 本書の主張が、他の類書とくらべて傑出しているのは、フリーターの存在を「困ったもの」、そこから「脱出させてやるべきもの」という考えを退けて、「フリーターがフリーターのままでも生きていける社会をめざす」と宣言していることだ。この点が(名前をあげて恐縮だが)他の売れ筋の本(『希望格差社会』や『下流社会』)とはひと味もふた味も違うところだ。



 そう言い切る著者には、ある信念がある。それは「存在の価値」は「経済的な価値」や「自立の価値」に優先する、という考えだ。ちょっと難しそだが、こういうことだ。

 「たかがお金がない、安定した仕事がない、経済能力がない、それらの不足と欠損が、あなたが『生きる価値がない』ことを意味することは絶対にない、絶対に。」(p14)

 「フリーター」だけではい。「生きる価値がない」という眼差しを、日々むけられている全ての者たちへのエールの本なのだ。



 「格差社会」が流行語(ブーム)になり、それに便乗して数多の本がでている。相変わらず「若者の労働意欲のなさ」をバッシングするものが多いが、最近は、企業側の採用政策に問題があると、正しく指摘をするものも増えてきた。(例えば『「ニート」って言うな』)。だが、そうした論者の多くも、今後については、学校での「職業教育」の重視や、個人の「能力開発」を公がサポートする体制の整備を提言するにとどまっている。



 「たとえ能力が無くとも、そこそこ生きていける社会」という著者の「宣言」を、いささか眩しく感じるとすれば、それは、闇がまだ深いことの逆の証明なのかも知れない。



当事者の視点を手放さない著者の語りに共感する
 実は先日読んだ内田樹『街場の現代思想』にフリーターを階層(または階級)として捉える見方を揶揄する件りがあって、私はその揶揄に同調すべきか否か判断を保留していたのだが、本書を読んでハラが決まった。私は本書の著者・杉田氏の側に与する。「フリーターは一つの労働階層である」。

 フリーター・ニート絡みの論文を網羅的にチェックしているわけではないが、私の直感は本書が圧倒的に優れていると告げている。統計データを駆使したどんな精緻な分析よりも、本書は本質的だ。相対的な優劣ではなく、本質的にリアルで説得的なのだ。それはもちろん、著者がどこまでも「当事者」の視点を手離していないから。仮に将来において本書の個々の状況判断や見通しの誤りが明らかになったとしても、本書が出版されたことの意義は揺るがないだろう。

 著者は問いかける。「行政や資本が、いや奴ら(敵対者)が、自分たちがよりうまく儲け、富を効率よく一極集中化させるために、大量のフリーター的労働者層をあえて生み出し、使い捨てに(中略)したあげく、その『責任』を当事者の側に『自己責任』として押し付け、世代的エゴイズムに守られ安穏と人生を終えようとし、あまつさえ『今頃の若者は労働意欲がない』『働く根性がない』『徴兵制を敷け(自分が兵役についたこともないのに!)』などと世を憂い、醜悪なオヤジ的お説教を吐き散らすこの光景について、どう感じる?」(p133)

 どう感じるって、気分が悪いに決まってる。「だったらボクが戦っている戦いを、アナタの場所でも戦うべきじゃない?」と、著者は静かに迫っている。

フリーターとは何者なのか
いい本とはどんな本だろうか?偏見を恐れずに言えば、それは「読者と著者が本の中で共に考えていける」本だと思う。この本はまさしくそんな本である。



現代の日本で起こっていることを、フリーターというキーワードを通して分析していく。解決するには問題が複雑化しているため、著者は安易な処方箋を提示することはない。

ただそのために解決しがたい問題の前で、著者はのた打ち回り、読者に共に考えることを求める。



加えてフリーターが生み出される構造を、本人のやる気といった心理的なものだけで語るのではなく、かといって心理的なものを否定するわけでもなく、具体的なデータに基づいて淡々と述べていく。



鋭いのは、フリーター・男性正職員・女性正職員・契約社員・パートといった若年賃金労働者は、長時間労働をしなければ生活が成り立たない点で「病根」は同じであることを

指摘したことである。

サービス残業も低賃金ゆえの労働も、長時間労働をすることが半ば強制されている点で、同じ「構造」の中にいるのである。



その上で弱者が弱者を叩く構造を分析し、賃金労働者にとって「よりよい自由」とは何かを探っていく。







これは21世紀の日本で生まれた「資本論」である(決して共産党宣言ではない)。






と書いています。

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また、それ以外にもいろいろあります。





フリーターにとって「自由」とは何かを出しているのは、出版社人文書院と作者杉田 俊介です。

         

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